
- 著者
- 桜祈理
- 画
- 宮宗咲
- 内容
- 著者コメント
ひたすら無条件にヒロインを溺愛し、執着する王太子と甘やかされながら本来の能力を遺憾なく発揮していくヒロインが、さまざまな危機や騒動を解決しながら愛を育んでいく物語です。 お楽しみいただけるとうれしいです!
くすんだ薄い茶色の髪にぱっとしない濃い茶色の目をした、地味な伯爵令嬢ラエル。
そのありふれた見た目のせいで幼い頃から婚約者に軽んじられ、蔑ろにされてきた挙句、とうとう浮気までされて、婚約解消することになってしまう。
そんなある日、ラエルは学園で美貌の王太子アレゼルに出会う。
アレゼルは、ラエルを一目見るなり目の色を変え、問答無用で婚約を迫るというまさかの展開!?
聞けば、アレゼルにとってラエルは『運命の乙女』なのだという。
フォルクレド王国の王族にはオーラが見え、どうしようもなく心惹かれる女性――『運命の乙女』という番のような相手がわかるそうだ。
そんな理由であれよあれよと婚約者になってしまったラエルは、アレゼルに容赦なく溺愛され、執着され、甘やかされる。
ラエルにはどこか子供っぽい面を見せるくせに、いざという時は頼りになるアレゼルに徐々に惹かれていき……。





