ブスメガネ令嬢は偏屈公爵様の最愛

著者
 ハノーバー
 木ノ下きの
内容

ラーラは子爵令嬢だが、町で働かなければやっていけないほど子爵家は貧乏だった。
お金がないからドレスも買えず、社交界にも参加できない。
さらに言えば、お世辞にも可愛いとは言えない小さな瞳の地味なメガネちゃんなのだ。
そんなラーラのもとに、なぜか貴族令嬢憧れのアンドレアス・ヴェッテンバッハ公爵から結婚の申し込みが!
アンドレアスの執事によると、質実剛健、質素倹約を美徳とするアンドレアスは、彼は華やかで着飾った令嬢たちを毛嫌いし、色目を使われることにうんざりしているらしい。
……それってつまり、私はお飾り妻ってこと?
ラーラは怒るどころか、喜んで引き受けた!
地味な自分に直接会えば断ってくるだろうから、その場合は公爵家の使用人として雇ってもらえるよう執事と契約し、意気揚々と公爵家へ向かった。
しかし、実際ラーラに会ったアンドレアスは、ラーラを好ましく思ったようで、あっという間に公爵夫人に!?
おとぎ話のようなどんでん返しなんて無縁のブスメガネだったはずが、まさかこんなに溺愛されちゃうなんて!


著者コメント

コメディばかり書いてしまうので、真面目な作品も書いてみたいと頑張って書いたつもりが、書き終わって読み返したら結局コメディでした。 不馴れで設定もふんわりしていますので温かい目でお読みいただけましたら幸いです。