- 著者
- みちょこ
- 画
- 青城 硝子
- 内容
- 著者コメント
敵国の立場にあった二人が周囲や過去に翻弄されながらも惹かれ合い、懸命に生きていく様を描いた作品です。 リズとアーレンが最後はどうなるのか、どのような道を選択して生きるのか。
二人の行く末を見守って頂ければと思います!
女であることを隠して辺境騎士団に所属するリズは、偵察任務を受け敵国の拠点に侵入した。
しかしあっさりと見つかってしまい、敵国の騎士団長アーレンに捕らえられてしまう。
冷酷無情で捕まった人間は拷問され惨殺されるという噂を持つアーレンに、恐ろしい拷問を受けるくらいならばと自ら死を選ぼうとしたリズだったが、なぜかベッドに引きずり込まれ、体を暴かれてしまう。
さらにアーレンはリズを殺さずに、王都に連れて帰ると言い出す。
どうにか逃げようと模索するリズだったが、垣間見えるアーレンの優しさに、彼女の心と身体は次第に囚われていく……。