美しき王はバケモノ王妃を愛す

- 著者
- ヤマトミライ
- 画
- いりえ りん
- 内容
美しき王はバケモノ王妃を愛すか太陽の光を見ることができるでしょうか……。
どうか見守っていてください。
地下の一室で、両親から遺された唯一の品、真っ赤な宝石のペンダントを握り祈りを捧げる少女の名は、フローラ。
四歳の時、優しい母が突然亡くなり、そして父の後妻となったリアーナ。幸せな日が続くと思ったが、このリアーナによって、フローラの運命は大きく変わり始める…。
ヴィント国の美しき王レティウスに嫉妬した大国オールストールの醜い暴君ノウデットは、バケモノと言われる女を妃にするように命じた。
バケモノと恐れられ、虐げられてきた女性をしむけるレティウス。しかしそのバケモノの正体は、誰よりも美しい心を持つ女神のような女性、フローラだった。
なぜバケモノと言われるようになったのか―。醜いといわれるフローラにレティウスは―。
小説家になろうで大人気のヤマトミライが描く、じれったくて切ない、純愛結婚物語!!
- 著者コメント
人の美醜に外見は関係ありません。フローラのように、本当に美しい人は内面も美しく優しいということが伝われば幸いです。
どんなに虐げられても強く、優しく生き抜くフローラ。とても思い入れのあるキャラクターです。皆様にも好きになっていただければ嬉しく思います。