幼馴染は公爵家、責任とらせて頂きます!

著者
 もちもちこ
  冬野 由乃

内容

「リーゼ、責任をとってくれる?」

超絶美少年の公爵家の嫡男アルに詰め寄られるリーゼ。とるよ? 勿論とるけどさ……? めずらしいことに父親同士が幼馴染で仲が良いため、貴族の端くれの男爵家の令嬢リーゼと公爵家の嫡男のアルも幼馴染み。 しかもアルは「力を持つ者」であり我が国のエリート的存在。オマケに超美少年でハイスペック。
そんな彼は、幼いころ木に登って落ちた私を庇って怪我をしてしまう。本当は彼が持つ特殊能力で怪我もまるっと完治させる事が出来るはずなんだけど……。 腕には傷痕は残されたままで、責任と取れと言われた私は何も言える立場ではなく、「責任とらせて頂きます!」と即答する。
責任を取るために婚約をしたはずなのに、なにやら溺愛? 執着されてしまっているリーゼ。 怪我の後も消さずに、お友達の令嬢にも牽制をかけつつ、キスだけでは物足りないアル。 一日でも早くわがものにしたいアルは、入学前の十三歳で婚約し、学園卒業後結婚式もまだなのに同居を迫られ「もう十分我慢したよ」と両家の両親や弟たち生温かい目で見守るなか、新居に連れ込まれる――。
この白くて薄くて前のリボン解いたら全部見えちゃうよ? アレがアレでナニがソレで……。私、どうなるの!!


著者コメント

王道なストーリーが好きすぎます。平凡だけど溺愛される女の子、誰もが惹かれてしまうようなハイスペック男子そんなカップルが好き!そんな超絶素敵男子が好きな子に意識してもらう為にどんな手段も使ってしまえ!と、ちょっと強引な幼馴染にまるっとがぶっと愛される物話です。