お試し恋愛はじめませんか?

著者
 大松 雪草
  いりえりん

内容

「あなたを俺にくれませんか?」 バスの中で体調の悪くなった美織を介抱してくれたのは、スーツを着た年下の男性。
助けてもらったお礼に何かしたいと申し出たら、お試しで「一ヶ月」付き合ってほしいと言われる。
国宝級と言っても過言ではないイケメン男子からの申し出に、困惑しつつも、頼まれると弱い美織はついOKしてしまう…。

過去の恋愛から恋に臆病になっていたアラサー・美織。
年下との「疑似恋愛」に戸惑いつつも、彼のまっすぐな思いに少しずつ心を奪われ……。 素直じゃないし、可愛いことも言えないけど、本当に自分を見て欲しいーー。 恋に臆病なアラサー×イケメン年下男子のお試し恋愛の行方は?


著者コメント

初めまして。大松雪草です。頑張り屋さんが多い、今の世の中。『いつも誰かのために、一生懸命になっているあなたを見てくれている人は、きっといる』そのことを伝えられたらと思って、このお話を書きました。……が、書き終わった今、この作品を通してたくさんのことを学ばせていただいたのは私だったのかもしれません。 何かをする時に『とりあえず』という前向きな気持ちは大事だと気付きました。今、何か迷っていることがある方は『とりあえず』やってみるのも一つの方法かもしれませんよ! それでは、またどこかでお会いできますように……。