- 著者
- のがみはろ。
- 画
- 凩はとば
- 内容
- 著者コメント
ふわっとした思い付きで書き始めたお話でしたが、気付いたらこのような形になりました。
呪いのせいで自分の気持ちに素直になれないリルフと、肝心な言葉がいつも足らないイケメンだけどちょっと変な領主ユースティ。
二人の関係がどう動いていくのかを見てもらえたら幸いです。
先祖が淫魔に呪いをかけられたため、発情する体質で生まれたリルフは、その体のせいで引きこもりの生活を送っていた。
ある日、珍しく外出したタイミングで発情してしまい、やむを得ず誰もいない図書館で自分の体を慰めていた。
しかし、その様子を領主であり、有名な魔法使いでもあるユースティに目撃されてしまった。
事情を説明すると、リルフの体に興味を持ったユースティが呪いを解くために協力してくれることに。
時間、場所を問わず発情するため、ユースティの屋敷で暮らすことになったリルフだが、一緒に暮らす理由をごまかすために、そのままユースティと結婚することになった。
呪いを解くため仕方なく領主の妻になったリルフは、その日から発情するたび彼に体を預けることになり……。