ひきこもり令嬢は囚われの貴公子に溺愛される

著者
 熊野 まゆ
  くにみつ

内容

公爵令嬢であるリリアンは、赤い髪に紫色の瞳のという特異な自分の見た目を気にして森にひきこもり、『妖しき森の魔女』と呼ばれながら、育てた薬草で薬を調合して生計を立てて暮らしていた。
23歳のいきおくれ寸前、さらに他人と違う容姿のせいで若さに固執するリリアンは、ある日、占いで『西の王子の体液を摂取すれば若さを保てる』との啓示を受ける。
西の王子に会う方法を模索するリリアンは、兄・ロランのすすめで大規模な仮面舞踏会に出席する。 舞踏会には狙い通り、西の国の王子・オーガスタスが参加していたが、人に囲まれなかなか近づけず、タイミングを見計らっていたリリアンはつい飲みすぎてしまう。
酔って庭に出るとそこにはお目当ての王子が!酔っぱらったリリアンを優しく介抱してくれるオーガスタスに、 流れで「あなたの体液をください!」とお願いすると、オーガスタスはどういうわけか「ではぜひ僕を誘拐してください」と言いだし、そのまま舞踏会を抜け出して!?
ひきこもり公爵令嬢と、年下貴公子の淫らで甘々なスローライフ!


著者コメント

初めましての方もそうでない方も、お世話になっております、熊野まゆです。
今作のメインキャラクターは、過剰に年齢を気にして森の奥にひきこもっている公爵令嬢と、かっこよくて甘え上手でお医者様で年下な貴公子です。
恋愛初心者ふたりの手探り&いちゃらぶスローライフをお楽しみいただけましたら幸いです!